追うもの追われるもの
今まで野草を食べていたエゾユキウサギが突然立ち上がり、耳を立てて警戒している。そしてその場から素早く立ち去った。少し時間を置いてキタキツネが足早に通り過ぎて行く。
今まで野草を食べていたエゾユキウサギが突然立ち上がり、耳を立てて警戒している。そしてその場から素早く立ち去った。少し時間を置いてキタキツネが足早に通り過ぎて行く。
肌寒い朝、息が白い煙となり空へ吸い込まれて行く。次々と咲き出す野草。ようやく春が来た。そして越冬地から繁殖に次々と渡ってくる鳥達。突然空を切り裂くような音とともに急降下してくる鳥。オオジシギのデスプレイだ。遠く南半球オー […]
早朝、牧場の中を通る道路を車で走っていると、タヌキに出会った。写真を撮ろうと降りてカメラを構えると、牧柵の陰からエゾユキウサギが飛び跳ねながら現れた。野生の生き物はいつも突然に現れる。
森の東斜面には多くの雪が残るが、日当りのよい場所では野草達が芽吹き始め。カタクリやエゾエンゴサクの花が冷たい風に揺れている。
牧草をおいしそうに食べていたエゾユキウサギ。突然身を起こし回りを警戒。そして大きな後ろ足で蹴り、飛び跳ねながら走る。足の裏に毛が生えているのがよくわかる。
夕方、森から出て牧場の中の道路を走っていると、芽吹いたばかりの牧草の中にうずくまっている生き物がいた。まるで小豆まんじゅうのように見える。そこから何やら尖った物が右に左に動き始めた。
森の中に入ると沢沿いの雪が解けて、ミズバショウやエゾノリュウキンカが所々咲き出している。冬の間、雪の重みや強い風で木々の小枝が折れ、重なった所から不自然に動く枝。エゾユキウサギだ。体隠して耳隠さず。夏毛に変わって来ている […]
時々日が射すが、冷たい風が吹き小雪が降ってくる。これから冬になるような天気だ。そんな中冬眠からおきだしてきたシマリスに出会う。忙しそうに動き回っていたが、寒くて巣に戻ったようだ。
晴れた朝。氷点下の気温で芽吹いたばかりのエゾエンゴサクやバイケイソウなどに霜が付き、朝日に照らされて輝いている。寒さに強い野草達これぐらいではへこたれない。側溝に何やらもぞもぞ動く毛むくじゃらの生き物。静かに近づいてみた […]
朝早く家を出ると、雪が降り積もり冬景色に変わっていた。森の中では、ようやく咲き始めたエゾノリュウキンカやエゾエンゴサク、フキノトウ、ザゼンソウ、ミズバショウなどがみんな雪をまとっている。
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