低気圧の去った森の中は折れた木や小枝が散乱して、嵐の激しかった事が分かる。モモンガが餌を探しに出て来た。ハンノキの松かさのような果実は、既に種を飛ばして種は入っていない。お目当ての花穂は嵐で振り落とされたり他の小鳥達に食 […]

３月に入って２度目の台風並み低気圧が通過する。「番組の途中ですが、交通機関に影響が…」と、ラジオから速報がたびたび入る。そんな中でも、エゾモモンガが時間通りに現れた。大雪警報が出て飛行機の運休が続出する。降りしきる雪の中 […]

丑三つ刻。下弦の月に照らされた青い森。やがて月に雲がかかり暗くなった中をごそごそ動く生き物がぼんやりと見える。ライトを照らしてみるとエゾタヌキが近づいて来た。

吹雪の去った翌日。久しぶりに太陽が顔を出した。レンズの中が結露して曇っていたので日向ぼっこさせて乾かす。夕方日が沈みだし、西の空が赤くなって来た中モモンガが現れた。レンズも乾いたようなのでテスト撮影してみた。

沢の下から雪煙が渦を巻いて駆け上がってくる。吹き溜まる雪の壁が高さを増して来た。そんな中エゾモモンガがやって来た。さすがに風が強いので、弱く吹く間をぬって飛んで来た。風よけに幹と枝の狭い中で食事を始めた。

森に入るとエゾリス２頭が追いかけっこをしている。まだまだ雪深い森の中。北国は厳しい冬の真っただ中だ。寒さも何のそのとエゾリス達は恋の季節に入った。